つづき

ICO小説版読了。う〜ん、悪くはないんだけどね。何かもっとゲームのエッセンスを追体験できるような小説だと良かったな。ICOの醍醐味はやっぱあの手を繋いだ感触。小説の中ではその感触を別解釈で表現していたけど、何かちょっと違うな。
というか、ありきたりかもしれないけれど、13歳の少年が年上の儚げで美しい少女と手を繋いだときの、何とも言えないときめきみたいなキラキラ感が(すげー表現w)でもそれって大事だよな。ある意味性的なそういう感触って、13歳ならばりばりだろうに。40目前のおっさんがそこにときめくのも、やはりあのころの心情が今でもどこかに残っているからに違いない。
小説版を否定する気はないけどね。ただ、プレイしていない人が読んで、どうかな、という感じではある。

さて、まあ私の日記も多少だけど知らない人が読んでいるようで、飛び元として圧倒的なのが、飯野賢治w最近どっかのブログを再開したのどうのとか、TVに出てたとかいう情報があるので、がんがってググってくださいw風のリグレットは、前にも書いたと思うけど、私が最後までクリアして何周かした貴重なソフトです。まあ、ロマンチストなんだろうね、自分。ああいう傍流を確信したゲームクリエイターが少ない気がするのは気のせいでしょうか。堕ゲー、クソゲー大いに結構。洗練されて無くても、何か一箇所どきっとさせてくれれば満足。
最近、そういうゲームに出会ってないな。そういえば今日アングラ風ゲーム雑誌にモンスターハンターが面白いって記事が載ってた。キャラのもっさり感がなければな〜。てかPSO慣れした人にはきつい気がするのは私だけ??

ということで残念ながら小説版のICOは、私のPS2に再び火を入れるまでには至らなかった。

次回は私が唯一やった「ギャルゲ」の話でもしましょうか。