アメリカ人

今年に入ってからとあることがあってアメリカ人がとても嫌いになった。それまではどちらかというと、例えばアメリカ在住とかそういうのにあこがれがあったのだけど、何か違うぞ、アメリカ人、みたいな感じで。ラスト侍を見てたらむかついてきたよ。どこに武士道があるの?クソ映画を作るアメリカ人にも腹立つが、あれ見て武士道だといってしまう日本人にも腹が立つ。
ボーリングフォーコロンバインを見た。テレビでやってたからね。まあ、911に関する話は今となっては出尽くした内容かもしれないが、なぜアメリカで銃犯罪が多いか、それを追求していくくだりと、結論には興味があった。夜のテレビが犯罪ばかりを放映しているのがアメリカだけだ、というのが、その結論。
これ、最近の日本の治安の悪さとリンクしてるよね。新宿警察24時みたいなの、番組改編の時期や特番的に良くやってるじゃない。昔、あんなの無かったモンね。
恐怖が、恐怖を創造する。
それがすべての根元なのかもしれないね。
カナダ人がドアの鍵をかけない、というのも面白かった。日本でも考えられない。日本もずいぶん、危険な国になったものだ。アメリカと川一本はさんだ隣国のカナダですら、その都心でさえドアに鍵をかけないんだって。
勝ち組、負け組、勝者と敗者、強者と弱者。何かそういうアメリカ的発想が、今の日本をコントロールしている。やばいね。アメリカ的価値観が、日本を占領してしまったのだろうか。
自分自身にも問いかけてみたい。もし、争いの無い世界を望むのならば、今一度自分の価値観を、見直さなければならない気がする。